奈良県橿原(かしはら)市の集合住宅の火災で同県桜井市の山岡直樹さん(28)の遺体が見つかった放火・殺人事件で、集合住宅駐車場の軽ワゴン車内に、包丁があったことが捜査関係者への取材でわかった。県警が事件との関連を調べている。
捜査関係者によると、軽ワゴン車は、火災後に連絡が取れなくなっている出火元の部屋の男性会社員(20)が所有。軽ワゴン車の後部バンパーや運転席のドアノブ付近のほか、車内にも山岡さんの血痕があったが、包丁には血がついていない状態だったという。
この部屋で山岡さんの遺体が見つかっており、県警が男性会社員の行方を捜している。県警の司法解剖の結果、山岡さんの首には致命傷ではない刺し傷があり、死因は焼死だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル